特許調査
Patent Research
特許権は独占権ですが、特許権を取得する場合、特許権を無効にする場合、特許権を行使する場合などそれぞれで特許権そのものの強さは先行する技術文献との比較で決定されます。既に特許されていても新たな先行技術の発見により、無効とされることがあり、審査請求によって特許査定が得られるか否かは出願日より前の出願日の特許出願や実用新案登録出願に どれだけ近い技術が記載されているかに依存します。
特許調査は、特許の無効資料を探したり、出願前や審査請求前に発明が特許されるかどうかをある程度予測するために行います。特許調査は目的や予算にに応じて調査範囲を変えて行われるものであり、その調査対象も特許公開公報に限らず、実用新案公報や外国特許文献を検索して、所定の報告書を作成する場合があります。
商標調査
Trademark Research
年間14万件近く出願される商標登録出願のおよそ4~5割程度には、特許庁から拒絶理由通知がなされます。その拒絶理由の多くが既に競合するような登録商標の存在を問題とするものです。競合する先の登録商標がある場合に、多少指定商品や指定役務を削除することで登録になる場合もありますが、出願前に商標調査を行うことで審査の結果がどのようになりそうかを予想することができ、例えば全く同じ他人の登録商標がある場合には商標を代えて出願することで無駄な出願を防ぐこともできます。また、通常、商標登録出願の審査まで出願から6~8ヶ月かかりますので、出願前の商標調査により振り出しに戻るような時間のロスを未然に防ぐこともできます。
特許翻訳&外国出願
Patent Translation
海外で特許を取得する上で最重要な事項の1つが、明細書や請求の範囲の精度の高い翻訳です。ジュリスプラスでは、従前から行われているように、日本語の原稿を正確に把握して翻訳文が同じ意味の文となるように精度良く翻訳を進めることを前提としておりますが、単に内容が文法的に正しい程度の翻訳レベルではなく、読み易く、海外の特許専門家が読んだ場合でも違和感のない文書を作成することを常に心がけています。
ジュリスプラスは、高度な語学力、幅広い技術知識のみならず、知的所有権に関連する豊富な法律的知識を総合的に活用することで、顧客の要求を満たす高品質の特許翻訳を提供します。
米国訴訟資料
United States Litigation Material
特許権侵害であるとの警告状が来てから対応を開始する場合では、後手に回ることもあり戦略的に不利な立場に置かれる可能性もあります。ひとたび訴訟になった場合では侵害・非侵害の判断、設計変更や交渉の可能性など簡単には舵取りができない場合が発生します。また、同業の他社が訴訟に巻き込まれている時点で対岸の火事と考えずに十分に対策を検討するのが的確な予防となります。当社が提供する米国訴訟資料は、主にアメリカでの特許、商標、その他の知的財産権訴訟を中心に、そのドケットシート(Docket Sheet)、訴状(Complaint)、答弁書(Answer)、反訴状(counterclaim)などの書類を取り寄せ、訴訟の争点、当事者の論点などの情報を依頼者の方に届けるサービスです。特に事前の会員登録などは必要ございません。企業、実務家、特許事務所、法律事務所の方だけでなく、どなたでも必要な時に必要なだけ御利用可能です。初めての方には特にサポート致しますので、お気軽に問い合わせ下さい。
年金納付
Annuity Payment
年金納付は、取得済みの知的財産権を維持するために、決められた期間内に所定の登録料や特許料を納める手続きです。 このような登録料や特許料については、納付期限が近づいていても特許庁からお知らせがある訳ではなく、権利者が不注意で大切な権利を無くしてしまうこともしばしば発生します。 ジュリスプラスでは、独自のデータベースを構築しており、期限前の書面による確実なお知らせや電子メールでの通知も可能です。特許や商標の管理をする者がいなくなって誰も事情が分からなくなってしまっている場合や、複数の特許事務所に依頼して管理がよく分からない状態になっている場合など、 大きな問題の発生する前に一度ご連絡いただければ、原則的に無料で権利状況の調査も致します。
知的財産取引
Intellectual Property Transaction
知的財産権はそれ自体に価値を生むものと認識されるべきであって、その価値を引き出す1つの手法が知的財産権の売り買いなどの取引や、ライセンス契約になります。